プロジェクト概要

クライアント: 都市部で歯科クリニックを8医院運営する医療法人(スタッフ約140名)
サービス: 採用ブランディング・採用動画の企画/制作
対象: 歯科衛生士の新卒採用
本数: 本編ムービー1本+1分のダイジェスト2本
活用先: 採用LP・YouTube・専門学校での合同説明会
制作期間: およそ10週間

課題

「すぐ辞めそう」という学生側の不安

新卒の歯科衛生士に向けた充実の教育プログラムが整っているにもかかわらず、学生の間では「歯科は一人で放り出されてすぐ辞める職場が多い」という先入観が根強く、説明会への申し込みが伸び悩んでいました。先輩がどう支えてくれるのかという安心感は、求人票の文字だけではどうしても伝わりませんでした。

画面に映りたがる人がいない

スタッフの多くはカメラの前に立つことに気後れし、誰を主役にすればリアルさが出るのかが固まりませんでした。作り込んだ宣伝映像ではなく、学生が自分を重ねられる飾らない言葉をどう引き出すか。そこが企画段階で越えるべき一番の山でした。

解決策

撮影に先立って入職2年目までの衛生士を中心に面談を重ね、ちょうど一年前に同じ不安を抱えていた新人を主役に選びました。「最初の一年をどう乗り越えたか」という一本筋でムービーを構成。先輩が横についてフォローする診療の様子や休憩室での何気ない会話をそのまま収め、過剰な演出を避けています。ダイジェストはスマートフォンでの視聴を想定し、冒頭数秒で引き込む縦型に仕上げました。

成果

公開からの一シーズンで新卒衛生士の説明会予約は前年の3.2倍に伸び、動画を見てから申し込む学生が大半を占めるようになりました。職場の雰囲気を理解したうえで来るため選考途中の辞退が減り、面接でも「先輩との関わり方が見えて安心した」という声が繰り返し聞かれるようになっています。