プロジェクト概要
クライアント: 創業90年・従業員4,200名の総合食品メーカー(製造・営業・研究の3部門)
対象: 新卒採用(営業職・生産技術職・商品開発職/年間採用予定120名)
サービス: 採用代行(RPO)・研修・採用ブランディング
対応範囲: インターン企画・選考設計・面接官研修・内定者フォロー
規模: 年間プレエントリー約5,000名(2022年に始動し現在も継続)
課題
部門ごとにバラつく選考のものさし
営業・生産技術・商品開発の三部門がそれぞれ独自の感覚で面接していたため、本来は近い人物像を求めているはずなのに、部門が違えば評価がまるで変わってしまう状態でした。誰を通すかが面接官個人に委ねられ、選考のたびに結果が揺れる。この属人化した判断を立て直すことが、すべての出発点でした。
選考途中で消えていく候補者
プレエントリーは多く集まるものの、説明会から本選考へ進む間に候補者が次々と離れ、最終面接まで残るのはごく一部。とくに研究職志望の理系学生が、選考スピードの速い同業他社へ流れていました。連絡の間隔が空きがちで、待たされた候補者の熱が冷めてしまうことが、離脱の大きな引き金になっていました。
解決策
まず三部門の面接官およそ40名を一堂に集め、求める人物像を職種共通の4つの評価観点として言語化し直しました。Next Eggは研修サービスとして模擬面接とその振り返りを担当し、評価のすり合わせを採用シーズンごとに繰り返す運用を確立。さらに採用代行(RPO)で、説明会から面接設定、候補者への連絡までを巻き取り、返信を翌営業日以内に統一して「待たせない選考」を実現しました。研究職向けには現場社員と少人数で対話できるインターンを新設し、志望度を選考の早い段階から育てています。
成果
運用2年目には説明会から本選考への進出率が38%から71%へと改善し、計画していた120名の採用枠をほぼ満たせるようになりました。面接官どうしの評価の食い違いも大きく縮まり、判断のばらつきは半分以下に。返信を早めた効果で辞退の連絡も減り、内定者アンケートでは「選考を通じて会社を理解できた」という回答が多数を占めています。現在も継続して伴走を続けています。