企業概要
株式会社フレッシュトレイルは、契約農家から届く野菜や加工品を定期便で家庭に届けるサブスクリプション型の食品宅配企業です。会員数の伸びとともに、商品企画・物流・コールセンターといった部署が短期間で膨らみましたが、組織図と実態がかみ合わないまま走り続けた結果、誰が何に責任を持つのかが曖昧なまま現場が疲弊していました。
課題
繁忙期の出荷遅延が起きるたびに物流とコールセンターが互いの落ち度を責め合い、部署の壁が深まっていました。評価は数値目標の達成度だけで決まり、部署をまたいだ協力はまったく報われない仕組み。社内アンケートでは「会社の方針に共感できる」と答えた社員は半数を下回り、優秀な中堅ほど将来を描けずに静かに離れていく傾向が見えていました。
解決策
Next Eggは人事コンサルティングで、まず各部署の業務を棚卸しして責任範囲を線引きし直し、評価項目に「部署間連携への貢献」を新たに組み込みました。協力が正しく報われる物差しへと作り変えたのです。並行して採用ブランディングの観点から、再定義した企業の価値観をもとに行動指針と社内外向けのメッセージを整理。新しい評価軸と語られる言葉が一致するよう、制度とブランドの両面から組織の足並みをそろえました。
導入効果
- エンゲージメント調査の肯定回答が48%から79%へ上昇
- 部署をまたいだ協働案件が増え、出荷遅延のクレームが半減
- 「評価が納得できる」と答えた社員の割合が大幅に改善
- 整理した価値観が採用メッセージに反映され、応募者の質も向上