企業概要

カネトミ商事株式会社は、飲食店やホテル向けに業務用厨房機器を卸す専門商社です。受発注に加えて自社の物流センターで保管・出荷までを担っており、新店オープンが集中する時期には出荷量が平常月の倍近くに跳ね上がります。この波の大きさに対して、センターの人員はほぼ固定。繁忙期になると現場が回らなくなることが、長年の悩みでした。

課題

ピーク時の不足分を場当たりの単発バイトで埋めていたため、毎回ゼロから作業を教える手間がかかり、誤出荷も後を絶ちませんでした。社員は連日深夜まで残り、繁忙月の残業は一人あたり45時間に達する月も。さらに、出荷量の予測と人の手配が経験と勘に頼っており、「足りない」と気づいたときには手遅れという後追いの対応が常態化していました。

解決策

Next Eggはまず人事コンサルティングとして、過去2年分の出荷データから繁閑のパターンを読み解き、月別・週別の必要人員を見える化しました。その計画に沿って、ピークの2週間前から人材派遣で同じメンバーを継続的に配置。毎回同じ顔ぶれが入ることで習熟が積み上がり、教え直しの無駄をなくしました。あわせて棚配置と梱包手順の標準化を支援し、誰が入っても一定の速さで作業できる現場へと作り替えています。

導入効果

  • 出荷ピーク時の残業時間が、一人あたり月45時間から12時間へ減少
  • 必要人員を事前に手配する体制が定着し、当日の人手不足が解消
  • 作業手順の標準化により、誤出荷の発生件数が前年比で約7割減
  • 継続配置の派遣スタッフから直接雇用への登用が生まれ、戦力が定着